ビーチコーミング関係は別ブログに引っ越しました。こちらでは日々の出来事を写真とともに紹介します

在宅ターミナルケア9 ~放射線治療~

放射線治療を進められた翌日から、CTを撮った鴨川の総合病院に放射線治療のため通うことになりました。

最初の日は、放射線を当てる場所を決めるためのCT撮影です。先日撮ったCT撮影とは違って、今度は、放射線を当てる位置を決めるため、結構時間を掛けて撮影したようです。さすがに長時間は疲れたみたいで、父も苦しかったと訴えていました。

担当の先生から説明を受けました。連続10日間放射線治療を行う予定です。今週の予定を組んでくださいました。とりあえず、7月一杯は放射線治療に通う日々になりそうです。小細胞癌は、放射線治療が良く効くという話なので、もしかしたらかなりよくなるのではという期待も少しありました。


翌日から、片道1時間かけて、放射線治療に通い始めました。往復約2時間、私の運転する車の後ろの座席に父が乗っています。そういえば、父は私が仮免の時に横に乗って車の運転を教えてくれた時以来、私の運転の車には怖くて乗れないなんて言って絶対に乗らなかったのになぁって思いながら運転してました。でも、この往復の2時間は父と私の2人だけの時間でした。父は長く話をすると、胸が苦しくなるので、長くは話せなかったけど、この放射線治療に通う間、いろいろな話をしました。もう、父は長くないんだって思っていたので、私にとってこの時間は貴重でした。昔の話とか、父に聞いてもらいたかった話とか、私は、1人で話続けていました。でも、なんか母への愚痴が多かったような気もするなぁ。(母の話はまた後で書きます) もっと楽しい話をすれば良かったなと今ではちょこっと後悔してますけど。


放射線治療の前の日は、父はきちんとシャワーを浴び、モルヒネを放射線の時間に合わせて飲んでいました。というよりか、モルヒネが効いている時間になるべく放射線の時間を当てて予定を組んでもらっていたのですけれどね。シャワーを浴びるという行為は、父にとっては、かなり厳しい行為です。シャワーを浴びている間は酸素吸入ができないし、1階の風呂場まで移動しないといけないし、またいろいろ負担も大きく、かなり辛い行為になっているわけです。そして、片道1時間の車の移動、放射撮影、病院内の移動、さすがに毎日通うのは辛くなってきたようです。

3日目、父は息苦しそうでした。初めてこの病院の廊下を早歩きで歩いていた姿とは全く違っていました。そして、毎日は無理だから、一日か二日おきにして欲しいと言い出し、予定を組み直してもらいました。  

4日目、とうとう父は病院内を歩いて移動できなくなり、車椅子を使いました。私、車椅子初めてだったので、使い方わからず、病院の案内の方に教えていただきました。一週間前は、すたすたと長い廊下を歩いていた父が、たった一週間で車椅子移動になったことに少しショックを感じました。一日一日悪くなっていくのが本当に目に見えてわかるのです。

そして、とうとう病院にも行く事ができなくなり、4日間通っただけで、主治医を通して放射線治療の打ち切りをお願いしました。10日間治療ができなくても、4日間だけでも、受けなかったよりは多少は効果があると思いますという話しだったので、少し無理してでも受けて良かったなぁと思います。

確かに4日間だけでも、放射線治療に通ったおかげで、父は亡くなるまでの間、一度もあの激痛に悩まされる事はありませんでした。モルヒネの量も、放射線治療が効き始めた頃からほとんど増量されず、胸の苦しみは訴えていましたが、痛みを訴えた事は一度もありませんでした。
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きいこ

Author:きいこ
千葉県房総半島の端っこでのんびり暮らしています。主婦からパートのおばさんになりました。 大学生と高校生の子供がいます。

趣味はビーチコーミング ビーチコーミングは別に専門のブログを立ち上げました。

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きいこのビーチコーミング日記


実家の父の在宅介護記録もあります。父の介護を通して家族の在り方などをつづっています。

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